医師が教えるダイエット
ダイエット110番/このページは医師の監修のもと編集しています。
危険なダイエット
危険がいっぱい!間違いだらけのダイエット
飲むだけで痩せる、痩せたいとこだけやせるなど、
数多くの民間痩身法があります。
しかし、正しい知識がないと身体に負担をかける危険なダイエットに
なりかねません。よくあるダイエットについてピックアップしました。

単品ダイエット

たとえば、「りんごを沢山食べるりんごダイエット」などの単品ダイエットがよく流行ります。しかし、こうした単品ダイエットは栄養のバランスが非常に悪くリバウンドも強く、満腹中枢をコントロールする物質の分泌や感受性にも異変を生じます。精神的肉体的に変調を来たす場合がかなり報告されているようです。貧血、髪の毛が細くなる、脱毛、肌荒れ、むくみなどを起こす場合もありますしタンパク質の欠乏により逆に脂肪燃焼が妨げられる事態もあります。

民間痩身法・補助食品

毎年たくさんの痩身法や補助食品が出回ります。これらの多くを医学的な立場から見たときに、医療現場で使えそうなものは1つもありません。そもそも太るには「ワケ」があります。それぞれの原因にあったダイエットの方法を選ばなければ、根本的な解決になりません。
また、こうした民間商品のなかには、下剤同様の成分を配合して違法に販売するケースも後を絶ちません。内容成分等の信頼性の判断も必要でしょう。

短期間の超低カロリーダイエット

超低カロリーの飲料だけで短期間に痩せる方法は、一日500キロカロリーを切るいわば絶食に近いものです。以前米国では液体だけを服用して痩せる「液体プロテイン」という減量法が流行り、多くの死亡者を出したこともあります。超低カロリーの単品ダイエットはたとえ短期間でも危険が伴います。特に若い女性は無月経などの危険性があります。自己判断では決してやらないでください。

部分やせ

顔や首、足などにマッサージや刺激を与えてやせる、ぬり薬を塗ってやせる、といった方法がありますが、やった直後には多少細くなったりするものですがすぐに元に戻ります。これは部分的な脱水などで細くなるような気がするだけです。体脂肪が減ったわけではありません。身体への危険はないようですが、中には、高額な商品もありますのでしっかり判断してください。
ダイエットで部分的に体脂肪を落とすことは不可能ですが、運動などで筋肉を引き締めることは可能です。体脂肪率に変化はありませんが、筋肉が引き締まると例えばウエストは細くなります。

ダイエット中に、こんな症状が出たときは医師の診察が必要です。
・ダイエット中(または中止後)に生理が止まる
・他人から「痩せたというより、やつれている」と言われた
・腰痛など体に異常がある(骨粗鬆症の疑い)
・空腹感から、つい盗み食いをして吐く(拒食症の疑い)
・どうしても痩せないので下剤などに頼る
・動悸や息切れ、めまいなどがある
 
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